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小俣夏乃先生(オリンピアン)がご講義くださいました:「現代社会とスポーツ」

6月11日(水)3・4限において、小俣 夏乃先生(おまた・かの/学校法人国士舘・理事長室 広報課)がご講義くださいました。

小俣先生は、大学生の時(当時)にアーティスティックスイミング(旧称:シンクロナイズドスイミング)のアスリートとして、リオデジャネイロ2016オリンピック競技大会にて銅メダル獲得、指導者・社会人としても世界マスターズ2023水泳選手権にて3種目優勝など、数々の輝かしい業績をお持ちです。

ご講義いただいたスポーツ法コース:1年生必修科目「現代社会とスポーツ」(担当:青柳秀幸専任講師_木更津総合高校出身)では、スポーツやその関連事象を〈する〉ことに留まらず、多角的な視点や観点から捉えています。スポーツには、〈勝敗〉を含んだ/時にはそれを超える多様な価値・意義・恩恵がありますが、その一方で、スポーツにはまた、課題や問題があります。今回は、こうした学びに基づいた受講生らからの事前の質問や問題意識などに、小俣先生から答え/応えていただく特別な講義でした。併せて、今回の稀有な機会は、木更津総合高校および清和短期大学部と本学との連携の一環として、公開講座として実施しました。

小俣先生によるご講義は、「競技力=パフォーマンス向上への努力・工夫」、「生き方・考え方」、「スポーツ・オリンピックの恩恵、魅力、価値、課題」の3つをテーマに、幼少期、アスリート期(ジュニア/ナショナルA代表)、指導者・社会人の時系列に沿って展開されました。

小俣夏乃先生(オリンピアン)がご講義くださいました:「現代社会とスポーツ」_1

続く小俣先生と青柳先生とのクロストークでは、講義内容の深掘りや異なる観点からの考察がなされた後、ICT用いて受講生からリアルタイムで寄せられた&挙手で寄せられた質問に対して、小俣先生から直接ご回答いただきました。

小俣夏乃先生(オリンピアン)がご講義くださいました:「現代社会とスポーツ」_2 小俣夏乃先生(オリンピアン)がご講義くださいました:「現代社会とスポーツ」_3

受講生からは、「『勝利』の裏にある日々の小さな努力と、それに打ち勝つ精神の尊さを深く実感しました。サボりたくなる自分に負けず、自らを律して積み重ねる努力こそが、本当の意味での『よく頑張った』と言えるのだと、視野が拡がりました」。

「ライバルチームの観客からの声援の中でパフォーマンスしていた動画をみて、これがスポーツのあるべき姿なのかなと思いました。これから私も相手チームを尊重することを忘れないようにしようと思いました」。

「結果に囚われず自分との闘いに勝ち続けることの大切さを学びました。今の自分にはまだ届かない感覚かもしれませんが、日常の小さな選択の積み重ねがやがて人生の大きな糧になると信じ、今後は一つ一つの行動に責任を持ち、粘り強く努力していきたいです。どのような時も凛と前を向かれている小俣選手の姿に、心からの敬意と感謝を込めて、この学びを日々の中に活かしていきます」などの充実した感想が寄せられました。

小俣先生とのご縁や充実したディスカッションに恵まれた背景にあるのは、受講生の日々の学びの蓄積と成果です。今後の更なる学びや、学生/アスリート生活はもちろんのこと、数年後..、卒業後..、そして数十年後に、今回の学びが深みを増し、花開くことを、本学の教職員一同、願っています。

改めまして小俣先生、ご多用のところ大変貴重なご講義をありがとうございました。

小俣夏乃先生(オリンピアン)がご講義くださいました:「現代社会とスポーツ」_4

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